当社の合成樹脂製品の歴史は、原点である天然樹脂「セラック」の代表用途だった印刷インキ分野からスタートしました。従来セラックが使用されていた用途の改良開発ニーズにお答えする中で、スチレン化セラックエマルジョンというセラック変性技術を会得し、合成樹脂の分野に参入致しました。
現在はラジカル重合反応を中心とした常圧反応から加圧反応、塊状・溶液・懸濁重合からエマルジョン重合、その他あらゆる化学反応を駆使して、官能基を有する機能性ポリマーを軸に、そのグラフトポリマーを始め、様々なファィン高分子素材として各需要家様にご愛顧頂いています。
用途としては水性印刷インキ用顔料分散樹脂・レットダウン用エマルジョン、及び水性オーバーコートワニス用樹脂。又、印刷分野以外にも電子材料分野・化粧品分野等へも進出し、各需要家様より高いご評価を頂いています。
目的を100%達成する為の最新の分離分析技術とファインケミカル基本合成技術
・ | 各種官能基導入 | ・ | 分子量変化 | ・ | 分子量分布制御 |
・ | 粒径制御 | ・ | 分子構造制御 |
1. | 高機能性樹脂 | ・ | アルカリ可溶性樹脂 |
・ | 反応性樹脂 | ||
・ | 水分散媒体樹脂 | ||
2. | 分子構造規制樹脂 |
1. | 高機能性樹脂 | ・ | アルコール稀釈安定性 |
・ | 各種物性向上 | ||
2. | 複合高分子エマルジョン | ||
3. | 微粒子ポリマーディスパージョン |
1. | 塗膜物性 | ・ | 耐水性、撥水性、耐熱性 |
・ | 耐摩性、耐候性、再溶解性 | ||
・ | 光沢性、透明性、接着性 | ||
・ | 耐ブロッキング性、耐傷性、耐溶剤性、耐滑り性 | ||
・ | 乾燥性、発色性 | ||
・ | 転移性、密着性 | ||
2. | コロイド的性質 | ・ | 化学的安定性、凍結融解安定性 |
・ | 高温安定性、顔料混和性 | ||
・ | 機械安定性、稀釈安定性 | ||
・ | 流動性、相溶性 |