全社員が「個人目標管理カード」を作成します。
毎年、年度の会社方針に従い、各部の目標、実行計画が作成されます。
各部ごとに、個人まで落とし込んだ月間行動計画を作成し、さらに週間計画を挙げ、毎週結果を考察していきます。毎週の見直し、考察は上司とのヒアリングを通して行い、それが月間、半期、年度と重ねられていきます。
この様に個人個人がPDCA(Plan Do Check Act) をまわして、社員の仕事に対するレベルアップを図っています。
各々の職場で必要不可欠な資格があります。年初に各部署で誰がどの資格を取得するか計画し会社に申請します。定められた年間計画に沿って資格認定研修を受講しています。必要な資格以外にも、自己啓発として会社が推奨する国家資格を取得する為に、通信教育や資格取得費用の援助をしております。
また、当社は事務職に至るまで全社員が危険物取扱者免状(乙種4類以上)を取得しており、3年に1度は危険物保安講習を受講頂き、常に危険物に関する法令や火災予防に関する事項について最新の情報を学んでおります。
・ | フォークリフト運転技能講習 | ・ | 特定化学物質等作業主任者技能講習 | ・ | 現場監督者・職長等安全衛生教育 |
・ | 機械系機械保全士 | ・ | 危険物取扱者技能講習 等 |
(社)中部産業連盟様から講師の方に来社頂き、休日を利用して社員研修を実施。対象者は主に係長以上の中堅社員で、管理者としての心構えからマネジメント能力の開発まで、今後の当社の担って行くため不可欠な研修です。プログラムによっては、土日を利用して近隣のホテルの会場を借り、カンヅメで研修をすることもあります。
中部インダストリアル・エンジニアリング(IE)協会様主催の「中部IE欧州視察団」に、毎年1名を派遣し、研修させて頂いています。
トヨタ系の会社を中心に約40名が参加され、毎年テーマを決めた上で海外企業を訪問します。この研修で得た経験を今後の自社の企業活動に活かしていく為に、事前に幾度となく打合せを重ね研修に取り組まれます。
国内での事前研修が約半年+海外視察ツアーで約10日間。普段はできない海外企業視察を通し、客観的な視点でのモノの見方を養う事が出来、更に通常の仕事では知り会う事の少ない他業種の企業との交流も出来る為、このIE研修会は当社の社員達の更なる飛躍の糧となっています。
以下は昨年の研修会に参加した社員のコメントです。
海外出張は今回で4回目ですが、ロシアやトルコ、イタリア、ドイツと4カ国も訪問するのは初めてな上、同行者は皆トヨタ系の課長以上で、更に自分が一番若いので非常に不安でしたが、事前打ち合わせ等で同じグループの方と話をする内に打ち解けて楽しい研修会を迎える事が出来ました。同じグループには大学の先輩もおり随分仲良くして頂きました。今回の研修を通じてモノ造りに対する自分の考え方が随分変わりました。参加者はトヨタ系が多いので海外企業視察時もTPSを主眼とした見方で随分厳しい意見が出ていました。
ロシアの企業は現在のロシアを象徴している様に景気が良く、技術的には日本より劣るが「行け行けドンドン」状態でした。トルコは日系大手ゼネコンとローカル繊維会社を訪問しましたが、ゼネコンは工事中に遺跡が出て来たりして工期が遅れ随分苦労していましたが、日本の技術を海外で活用すると言う自負の下頑張っていました。繊維会社は中国の様な人海戦術生産でした。イタリアとドイツはポルシェをはじめ自動車関係でした。
どの会社もトヨタ生産方式のカイゼン活動で利益追求に取り組む等、TPSを中心に企業活動を行っており、TPSが如何に世界中に広がっているかを痛感させられました。
この研修を受講して、普段の会社生活では出会う機会の無い立場の人達と多く繋がりが出来、また生産に対する考え方など随分参考になりました。この様な貴重な体験をさせていただいた事にとても感謝しています。
船上生活もとても船の中とは思えない程の充実振りで、プールは勿論の事コンビニやスポーツジム、映画館などもあり、更にはフルコースの食事と大満足なものです。